２０１４年４月１２日（土）

ソネッツ先発は飯塚。立ち上がりいきなり先頭の宮沢選手に四球を与えてしまう。
さらに宮沢選手の盗塁と、キャッチャーからの送球エラーで１死３塁のピンチを迎える。
ここで迎えるバッターは、今シーズンからダークスに加入した朝日選手。２ストライクナッシングと追い込むも、
外しに行った３球目のボール球に合わせられ、センター前へのタイムリーヒットを浴びる。
１点勝負と予想されたこの試合、ソネッツはいきなり重い先制点を奪われてしまう。

対するダークスの先発投手は石津投手。過去何度も抑えられてきた相手だけにソネッツ打線にも気合が入る。
しかし初回は四球でランナーを出すも無得点。重苦しい雰囲気が漂い始める中２回表へ。
この回、飯塚がダークスの７番、８番打者に連続ヒットを浴び、１死１，３塁のピンチを迎える。
追加点を奪われるのは絶対に避けたい場面。ここは飯塚が９番打者を三振、トップに戻り１番宮沢選手をセカンドゴロに切って取り無失点で切り抜ける。

流れを持ってきたいソネッツ。２回ウラの攻撃は５番川村から。
川村の放った打球はいい角度で上がっていくもレフトフライに。さらに内田、中尾の打球もレフトフライに倒れる。

続く３回ウラ、ソネッツの攻撃。
先頭の高尾の打球はセンターへの飛球となったが、これを相手中堅手がまさかの落球。
思わぬ形で出たランナーを笠井の送りバント等で進め、２死３塁と同点のチャンスを迎える。
ここでバッターはソネッツ打線の中で唯一石津投手と相性の良い山本。
相性を買われての２番起用に応え、ここでライトへのタイムリーヒットを放つ。
調子の上がらない中バッティングセンターで地道に調整を続けていた巧打者のタイムリーで、ソネッツは同点に追いつく。

４回ウラ、ソネッツの攻撃。
先頭の４番谷口がサード強襲のヒットで出塁すると、盗塁でチャンスを広げ２死２塁の場面を作る。
ここで７番中尾が放った打球はレフト前へフラフラと上がる打球となったが、これを相手左翼手が落球。
相手守備の乱れもあり、ソネッツは１点を追加し２－１とリードを奪った。

さらに５回ウラには１死２塁から山本が放ったショートゴロを相手遊撃手が１塁へ悪送球。
この間に２塁走者の北川が生還し１点を追加。
３－１とし２点のリードを奪った。

２点のリードをもらった飯塚。
６回表には３番朝日選手と６番石津選手にヒットを浴び、２死１，３塁のピンチを迎えるも、
続く７番打者をサードフライに切って取り無失点。

最終回となる７回表には２死から１番宮沢選手に四球を与え、盗塁で２死２塁となるも、
２番打者をファーストゴロに抑えゲームセット。
ソネッツは苦戦を予想されるＢグループの初戦を貴重な勝利で飾り、今後の戦い方に弾みをつけた。
ＳＣＬ次戦はアロハ戦。強豪との戦いが続く中、ソネッツ野球で旋風を巻き起こせるか。