毎週土曜日、東京都世田谷区を中心に活動する野球チーム

2009年 11月28日(土)

13:00開始 二子玉川緑地運動場
TEAM
1
2
3
4
5
R
中大多摩川野球界OB
1
0
0
0
0
1
成城ソネッツ
6
2
1
7
×
16
勝:宮川 1勝0敗
本:宮川 4号5号

 

成城ソネッツ 1回 2回 3回 4回 5回 盗塁
[遊] 北 川
四球
四球
投犠
死球
二失
[三] 宮 本
四球
三振
四球
死球
三振
[中] 笠 井
二飛
左二
死球
中安
[投] 宮 川
右本
四球
死球
右本
[左] 石 山
四球
三振
三ゴ
四球
[二] 藤 永
四球
三野
投ゴ
三振
[右] 家 子
四球
三振
四球
三ゴ
[一] 藤 野
三飛
投ゴ
四球
投飛
[捕] 山 本
遊失
死球
三安
四球

 

投手 投球回 球数 安打 三振 四死球 ボーク 自責点 勝敗
宮 川
102

 

試合経過
翌日に大会決勝戦を控えての一戦。

この日の先発投手は宮川
ソネッツ創設1試合目以来の先発マウンドとなる。

当時、投手として記念すべきソネッツ開幕第一球を投げた宮川
しかし1球もストライクが入らず、押し出しで4点取られ降板してしまった。
あの無残なマウンドから4年8ヵ月。
「4番ピッチャー」として、あの日の悔しさを胸に当時と全く同じ二子玉川緑地運動場のマウンドへと上がる。

その立ち上がり。
先頭バッターをショートゴロに打ち取り、初のアウトを取ると、続く2番も打ち取りあっという間に2アウト。
しかし続く3番にライトにスリーベースを打たれると、ここからまさかの3者連続フォアボールで押し出し。
その間14球中2球しかストライクが入らず、あの悪夢がチームメイトの頭をよぎる。
しかし、7番バッターを空振り三振に打ち取り三者残塁。

その裏、1番がフォアボールで出塁し、盗塁や暴投で同点に追いつく。
さらに2番もフォアボールで出塁し、バッターは4番宮川
ここ3試合9打数1安打5三振と大スランプ。
「野球のやり方を忘れてしまった」とこぼすほど暗闇をさまよっている状態だったが、この打席は初球からスイングするなど迷いは見られなかった。
そしてカウント2-3からの6球目。
甘く入ってきた球を完璧に捕えると、打球はライトへ上がり、そのまま場外へと消える勝ち越し2ランホームラン。
今季第4号となり、自身の持つ年間本塁打記録をついに更新した。
その後も3つのフォアボールなどで3点を追加し、6対1と大量リードを奪う。

2回の宮川のピッチング。
先頭バッターをピッチャーゴロに打ち取り、続く9番もセンターフライに打ち取ったか…に思えたが、センター笠井がまさかの落球。
するとまたもフォアボールを連発し、満塁のピンチを招く。
しかし、宮川は落ち着いていた。
2番バッターを三振に切ると、3番バッターをセンターフライに。
今度こそ笠井ががっちりつかみ、またも3者残塁。

2回には3番笠井がレフト戦へ強烈なツーベースを放ち出塁すると、宮川がしっかりフォアボールを選び チャンスを広げ、ディレードのホームスチールで8点目のホームを踏む。

3回にはまたもランナーを3塁まで進めるも、笠井のファインプレーもあり無失点。
4回には先頭打者にヒットを浴びるも、このランナーを牽制球で殺し自らを助け、さらにフォアボールで歩かせるも、続くバッターを ピッチャーゴロに打ち取ると、これを素早くつかみ2塁へ送球。1-6-3と併殺を完成させまたも無失点で切り抜ける。

その裏のソネッツの攻撃。
フォアボールや9番の絶妙なバントヒット、さらに笠井のタイムリーで5点を追加すると、とどめはやはり宮川
甘く入ってきた初球を再びジャストミート。
打球は高々と舞い上がり、深めに守っていたライトのはるか頭上を越えていく特大5号2ラン。
2打数2本塁打5打点と相手野手が思わず「イカれてる」とこぼすほどの大暴れを見せた。

そして最終回。宮川この回も四死球にヒットで満塁ピンチも招くも、最後を打ち取りゲームセット。
見事5回完投1失点でソネッツ入団初勝利を挙げた宮川
4番としても完璧に仕事を果たし、自身にとって最高のゲームとなった。

今日のお立ち台

「イカれてますね」
「今日は勝ち試合っすね!」

「俺も打ったんだけど…」

試合結果

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