２０１２年１２月１日

この日のマウンドはソネッツ飯塚、そしてアロハは３月に１度ソネッツ打線を抑えている長谷川投手。

先攻のソネッツは初回飯塚がデッドボールを受けランナーを出すもヒットが出ずに得点することができない。

その裏のアロハの攻撃、飯塚が先頭打者にいきなりレフトオーバーの二塁打を打たれ０死２塁。
しかし後続３人を打ち取って初回は得点を許さない。

２回表のソネッツの攻撃。
先頭石山がストレートのフォアボールで出塁し、二盗に成功。
内田が三振に倒れた後、三盗にも成功し、１死三塁。
このチャンスに宮地がショートのゴロを放ち、石山がバックホームより間一髪早くホームを踏んでソネッツが先制点を挙げる。

直後の２回裏には、飯塚が先頭打者にフォアボールを与え、盗塁で得点圏に進まれるが、後続３人を打ち取りピンチを切り抜ける。

ところが３回表、ソネッツは飯塚がエンドランに失敗しダブルプレーとなると、ここから流れがアロハへ。

その裏、１死から１番打者にフォアボールを与えると、続く２番打者の当たりをファースト宮地がファンブルし１、３塁に。
このピンチに３番打者にレフト線に運ばれ、ボールがファールグラウンドを転々とする間にランナー２人が還り逆転を許してしまう。
さらに２アウトから５番打者にレフトフェンス直撃となるツーベースを浴びてさらに１点を追加され１対３。
一気に２点のビハインドを背負ってしまう。

４回裏にもソネッツのピンチ。
先頭打者をフォアボールで歩かせると、その後２死３塁となり、バッターは１番打者。
ここで打球はサードへの強い当たり、サード山本が飛び込んで止めるも、一塁への送球が間に合わず内野安打となってしまう。
しかしその間にホームを狙ったランナーを途中出場していた宮川の鋭い送球で刺してアウトに。
この回はどうにか無失点で切り抜ける。

反撃したいソネッツは、先頭宮川が１、２塁間を運ぶヒットを放ち出塁。
高尾は送りバントを二塁封殺で失敗に終わるも、ショートの悪送球で二塁に進み１死２塁に。
１点でも返しておきたいソネッツだが、９番笠井、１番北川が共に外野フライに倒れて３アウト。

するとその裏、フォアボール、ツーベース、ヒットでダメ押しの２点を追加され万事休す。

最終回も無得点に終わり１対５で試合終了。

ＳＣＬ優勝に向け戦ってきたソネッツだったが、今季も昨季と同じく決勝に進むことはできなかった。
しかし２年連続ベスト４は堂々の好成績。
今季の反省を生かし、来年、悲願の優勝に向けもう一度再出発したい。

途中出場で１安打＆好プレー